「マーケティングで日本の未来を作る」。
これは私が考えるマーケティングの最上位概念です。
昨今、マーケティングを単なるPRや広告のことと考える人がいますが、そうではありません。事業創造や市場創造、価値創造こそマーケティングです。
マーケッターは建築家に似ていると思います。建物の設計にはさまざまな知識が必要ですし、美しく快適かつ安全な建物を作るためには全体を理解して統合的にデザインしていかなければなりません。マーケティングも同じで、生活者に「買いたい」と思ってもらうための仕組みを作るには「事業戦略からコミュニケーション戦略」までの全体設計ができて、初めてマーケッターと呼べるのだと思います。

私はこれまで日本の大手企業や外資系企業に勤めてきましたが、多くの経験をする中で日本はマーケティングが極めて苦手で弱いという印象を受けました。広告、PR、店頭販促、デジタルなどのマーケティングにおけるそれぞれのソリューションのプロフェッショナルは日本にも数多くいます。事業会社の各部門の方々もそれぞれに専門的な知見を持たれています。
しかし、それらを統合的にマネジメントし、本質的な課題は何か、それはどうすれば解決できるのか、その段階から伴走して一緒に悩み、共に取り組んでくれる会社は多くない。
事業会社でマーケティングを担当していた時代の私はそう感じていました。
そのため、インテグレートを設立したとき、単体のソリューションに偏らず、本当の課題を発見しその解決に尽力する会社にしようと心に決めていました。

私はインテグレートを通して、日本のマーケティングを強くしていきたいのです。
建築でいうならば、建築士がいて大工さんもいて内装を彩るインテリアデザイナーもいる、すべてを作りあげられるのがインテグレートです。

年齢も経験も関係なく、切磋琢磨しながらともに創り上げる仲間がたくさんいます。
そんなインテグレートで、企業が抱える課題をマーケティングで解決し、企業も生活者も社会全体も幸せになる、「ウェルビーイング」を実現していく。私はそんな未来を描いています。

マーケティングを通して、新しい価値を創造したい。新しい市場を創造したいという思いがある人。日本のマーケティングを強くするために共に切磋琢磨しながら歩んでくれる人を、インテグレートは待っています。