株式会社インテグレート

OUR ON-GOING CHALLENGES

自分ひとりの力ではたどり着かなかった市場を動かすビジネス

戦略コンサルティング事業本部 2022(新卒入社)年入社

北川 凌 RYO KITAGAWA

自分の「やりたい」を探すためには、行動しなければならない

私は小さい頃から図鑑を見たりするのが好きで、理科分野に関心があったので理系の大学へ進学しました。大学では有機化学や光化学について学びながらアイスホッケー部に所属し、活動していました。理系の大学では当然のように大学院に進む学生が多いですが、私は「自分の力でなにかを成し遂げたい」という思いがあり、進学の選択はしませんでした。在学中に大きな失敗を経験し、何もやる気が出ないほど落ち込んだときに「どうしたらお金を稼げるか」を真剣に考えたことがあります。今の自分ではすぐにお金を稼げる知識もなく、なにか行動しなければならいと思い立った出来事です。

そんな中、2019年に起こった新型コロナウイルスのパンデミックで、副業の情報が増えたこと、政府からもらった支援金がきっかけとなり自分で事業を立ち上げることにしました。時給でのアルバイトは、給料を増やすためには働く時間を増やさなければなりませんが、自分で事業を行えばより効率的に収入を増やせると思ったのも理由の一つです。

そこで一からプログラミングを学び、WEBサイト制作の事業を立ち上げました。最初はシンプルに生活できるお金を稼ぐことが目標でした。0からスタートした私が大事にしていたことは、顧客に直接会いに行くことです。私は直接会って話すことでしか得られない信頼関係やリレーションがあると思っています。人に会う回数を増やし、困っている人を探す。当時大阪に住んでいましたが、東京にも足を運び、自分の力で顧客を増やしていきました。
これまで「自分は何をやりたいか」が自分自身でもわかっておらず、何となく生活していましたが、行動したことによって「自分のやりたいことでお金を稼ぐことはとてもモチベーションに繋がる」ということに気づきました。「やりたい」という気持ちは大切です。動き出してみないと、やりたいことは見えない。まずは動くことで「やりたい」を創り出す。この考え方は私の土台になっているような気がします。

就職せずにこのまま自分のビジネスをしていくことも考えていましたが、自分ひとりでできることには限界がありました。また徐々に売上も上がり、ある程度やっていけると思ったときに、サイト制作だけではなくもっとおもしろいことにチャレンジしたいという気持ちもありました。会社に入り、誰かと力を合わせることで大きな規模での仕事ができたり、より幅広い経験を得ることできたり、自分を大きく成長させることができるのではないかと思い、就職も視野に入れ始めていたときにある就活サイトを通して出会ったのがインテグレートです。


マーケティング業界は、広告・PR、Web領域といった一部の領域の支援に特化した企業が多いです。「広域なマーケティングを俯瞰した上で、専門性を身に着けていきたい」と思っていた私は、最終面接のときに聞いた社長 藤田の「マーケティングにとってWebは一つの手段でしかない」という言葉に動かされました。 Web領域でビジネスをしてきたこともあり、マーケティングにおいてWebが“一つの手段である”という認識はありましたが、“一つの手段でしかない”という考えに驚いたのを覚えています。根本として「誰に何をどういう手段で伝えるのか」が大事ということにここで気付かされました。インテグレートでは事業戦略やマーケティング戦略を描く機能もあれば、PRやIMC(統合型マーケティング)をはじめとするコミュニケーション領域の機能もある。これまで積み上げてきた自分の事業を手放すことには少し迷いもありましたが、自分ひとりの力では経験できない価値あるマーケティングに携わることができるチャンスだと確信し、入社を決意しました。

現在所属する戦略コンサルティング事業本部では、できる限り「多くの打席に立つ」ことを常に意識しています。自分から「この仕事、やりたいです」と伝えるのはもちろんですが、「やってみなさい」と言ってもらえるための環境づくりは大切にしています。そのため、社内でも社外でも、直接会うことで生まれるコミュニケーションを大切にしています。経験が浅いからこそ、直接会うことで私自身を見てもらう。どんな仕事でもやり通す姿勢でいることで、チャンスが舞い降りたり、信頼関係を築くきっかけになったりすると思っています。
コロナ禍でオンライン化も進みましたが、リアルでないと感じ取れない温度感や、リアルだからこそ話せる話もあります。同じ目標や想いを持つ仲間と顔を合わせて未来やビジョンを語り合う。これは働くうえでの醍醐味じゃないでしょうか。
「この人であれば仕事を頼みたい」「この人にお願いしたい」と思われなければ生き残れない。学生時代のビジネスで培った経験が、少なからず今に活きていると感じています。

「生活者起点」のインテグレートなら
より良い社会を実現する力をつけていける

学生時代、ビジネスを始めた頃は、ただ稼げればいいと考えていたこともありましたが、直接お客様と関わっていく中で「お客様が達成したい本当の目的」を考え、それを叶えていきたいと思うようになりました。インテグレートの考える最終目的は、クライアントにとどまらずその先にいる生活者が満足してくれることです。これは私が考える仕事のスタンスでもあり、私自身もそこまで満たす仕事ができたらとても気持ちがいいだろうと思います。

インテグレートは「生活者起点」を大切にしている会社です。
学生の頃から漠然と「仕事の受発注だけでなく、その先の生活者を幸せにする」 という思いがありました。事業なので売上を上げることはもちろん大切ですが、いわゆる“三方良し”を実現するための経験が今、血肉となっていると感じます。インテグレートに依頼をいただくことで、クライアントはもちろん、関わる人すべてに良いことがあるような、幸せになれるような世界を目指していきたいと思います。
一緒に働くメンバーと同じ想いをもって向き合えていることも心強く、ひとりでは成し遂げられないことだと改めて感じます。あのとき就職ではなく別の道を歩んでいたら、このスピード感で今の世界は見られなかったと思います。これからの仕事人生をかけて、そのような世界を実現するためのマーケティングを創り続けていきます。



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